高脂血症 閉塞性動脈硬化症 切断

高脂血症と閉塞性動脈硬化症

閉塞性動脈硬化症というのは脳卒中や心疾患と比べて聴きなじみに少ない病名かもしれませんが、これも動脈硬化から派生する病気のひとつです。

 

閉塞性動脈硬化症は、主に足に動脈硬化が発生した場合に起こる病気です。主な症状を下にあげます。

 

@間欠性跛行
歩くとすぐにふくらはぎなどが痛くなり歩けなくなる。数分休めば回復する。
階段ののぼりがとくにつらくなる。

 

A手足の冷え
手足が冷えたりしびれたりする。

 

B安静時疼痛
じっとしていても刺すような痛みに襲われ、夜に眠れなくなる。

 

C潰瘍、壊死
治りにくい潰瘍ができたり壊死したりする。手足が黒ずむ。

 

この中でとくに怖いのが壊死です。最悪の場合、足を切断するケースもあります。

 

原因

手や足に血液をいきわたらせる為の動脈が詰まると、血流が低下し十分に酸素や栄養が届かなくなります。

 

それが原因で上記のような症状が起こるわけですね。

 

 

脳卒中や心疾患も起こりやすくなる

脳卒中や心疾患に比べると症状が軽微だからといって安心してはいけません。

 

閉塞性動脈硬化症患者の5年間の死亡率が40%というデーも存在します。

 

それくらい心筋梗塞などの合併症リスクが高い病気なんですね。

 

しかしながら逆に言えば閉塞性動脈硬化症の症状から早期発見が出来れば、合併症で苦しむ確率が少なくなるということでもあります。

 

実は上記の4症状は順番があるので下にあげます。

 

  • 1期 手足の冷感やしびれ
  • 2期 間欠性跛行
  • 3期 安静時疼痛
  • 4期 潰瘍・壊死

 

手足のしびれと歩きづらさが時期を追って現れたら閉塞性動脈硬化症を疑いましょう。何度もいいますが早期発見すれば合併症リスクを減らすことが出来るため、過度に恐れることがありません。

 

必要なのは正しい知識と対処です。

 

閉塞性動脈硬化症が疑われる症状が現れたらすぐに医療機関にかかることをおすすめします。

 

 

閉塞性動脈硬化症の検査

 

手と足の血圧を同時に図るABI検査というものがあります。

 

横になって同時に手足の血圧をとった場合、通常ですと足の血圧のほうが高くなります。それがこの検査で足のほうが低かったりした場合、閉塞性動脈硬化症が疑われる、というわけです。

 

医療機関でないとこの検査はできません。所要時間は大体5分ほどで終わります。

 

 

この病気の男女比

この病気にかかる人は男性が多く、女性との比はおよそ6:1です。

 

とくに男性のヘビースモーカーがこの病気になるパターンが多く、このことからも喫煙が血管に及ぼす影響の強さを感じることができます。

 

喫煙は高脂血症にとって百害あって一利なし。

 

死にたくなければ禁煙を検討しましょう。

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